2014年3月11日、あれからもう3年も経ちました。
被災地の皆様、暮らしはいかがでしょうか。公営住宅の建設がなかなか進まないようですね。
建設用地の確保・資材の高騰や搬送の難しさで、建設業者の入札も厳しいそうです。
以前に義捐金も送らせていただきましたが、お役に立っていると良いのですが・・
そして、現地に足を運んでお金も落としたかったのですが、なかなか忙しさを言い訳に、おじゃまできていない現状をお許しください。
人は矛盾を抱えます。被災地を応援したい気持ちがある一方で、それを行動になかなか移せない人も多いはず。
被災地の特産品を買ってあげたい・・・遊びに行ってあげたい・・そういう気持ちの一方で、放射能を恐れ実際に買い物をしたり現地に行くことを躊躇してしまう・・・特に小さいお子様がいらっしゃる親御さんならなおさらでしょう。
同じ品目ならば、被災地産を避けて買いたいという心情も、立場によって変わってくるでしょう。
4月からの消費増税は、景気にどれだけ影響するか不透明です。1989年と1997年の増税時は、同時期に日本の不良債権問題やアジア通貨危機がありましたから、そのタイミングの株価下落やデフレは一概に評価できないと思います。
実際に増税して最初の2か月は株価は上がっていて、アジア通貨危機で暴落しましたから、「増税が景気を悪化させた」ということは根本原因ではないように個人的には思います。
もちろん、増税は消費者や景気にとってはプラスのメンタルはもたらしませんが、被災地の皆さんに役立つのならば、必要だと思います。
ただし、財務省の言いなりになったり無駄使いさせないようにしないといけませんし、税率が同じでも景気が上向けば税収は上がるわけで、景気対策で対応すべきだとは個人的に考えます。
今回の増税タイミングは、1997年の時と逆でインフレ政策もあるし、政府も5.5兆円投入すると言っていますから、その効果に期待するしかありません。
結局は、消費者のメンタルが景気を決めます。未来は暗いと悲観すればデフレも不景気も悪化しますし、信じて勇気を持って消費活動や自己投資・設備投資を続ければ、景気は必ず良くなります。
あきらめない精神・・改善の精神・・日本人の心の中にはちゃんと残っているはず・・
自分を信じて・・みんなを信じて・・また一歩一歩、歩いていきましょう(^_^)